がんと愛犬と私

がんサバイバーという生き方

もう少しだけ

今日の昼過ぎ、わんこが入院している病院の獣医師から電話が来た。

朝は看護師さんによる強制給餌。

熱は下がり、昼は自力摂取できたそう。

ただ炎症反応が木曜日より大幅に上昇しており、

栄養状態を示すアルブミン値も下がってきているとのこと。

治療方針について相談したいので、

診察時間中に来院してほしいとのことだった。

 

面会時間に行くとすぐに呼ばれ面会できた。

エリザベスカラーを付けられ、右前足に点滴。

丸くなっていたが、声を掛けたらすぐ起き上がった。

昨日よりは確実に元気になっていた。

 

先生から診察室で病状説明。

・白血球:正常値の倍

・炎症反応:正常値の18倍

これらは症状より少し遅れて上がってきた可能性あり

アルブミン値:わずかに基準値以下

これも2日間ほぼ食べられなかった影響かも

・血小板:基準値を大きく下降

これ以上下がらないか経過観察

治療方針としては週明けまで様子を見て

一旦退院できるかもと言う話だった。

血液培養(血液中の菌の有無や種類を調べる検査)と

ホルモン系の検査を追加してみるとも言われた。

麻酔をかける必要があるCTや内視鏡はいったん保留。

1点気になるのは大多数の子に効く吐き気止めが

ほぼ効かなかったことだそうだ。

説明後、もう一度顔を見に行くと

「これ(エリカラ)取って!邪魔なんだけど!」

「一緒に帰る!」

という感じでピーピー鳴いていた。

ちょっと安心して帰宅。

 

が。

 

夕方、再度医師から電話。

夕食を拒否し、再び強制給餌したと。

そして採血の結果。

血小板がさらに低下(13万→10万 基準値下限は17万)

骨髄系のトラブルかもしれないとのことだった。

明日以降、経過観察しながら

ステロイドを使って数値が上がってくるかを見てみるという説明だった。

元気になりつつあるかもと期待していたので落胆してしまった。

血小板が下がると何が起こりやすくなるかもわかっているので

妄想が膨らみに膨らんで

引っ込んでいた涙が再び出てきてしまう。

 

いつかはお別れが来ると思っているけれど今じゃない。

神様、もう少しだけお願いします。

 

 

 

にほんブログ村 犬ブログ 柴犬へ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ