朝から2回洗濯をして、洗面所とトイレの掃除をして、時刻は9時半。
10時に買取店舗に行くため支度をする。
今日は我が家からこの2点が巣立っていく。
HAMMONDはバンドをやっていたときに使っていた物だ。
それなりに思い出もある。
でももう10年近く使っていないし、この先、使う予定もない。
取っておいた所でまた押入れに入るだけ。
それにHAMMONDを吹くためにスタジオに行こうという気は起きない。
セルマーのマウスピースは、
サックス関係の物が入っていたバックを整理していたら出てきた。
未開封。
確かサックスを購入したときにサービスで1個つけてくれたものだと思う。
元々付いていたものがあったし、
現在はサックス教室の先生に勧められたものを使っているので不要。
この2点は生産終了になっているなどして定価が調べられなかった。
しかも楽器って状態によって値段が変わるし、
どれくらいの値段を付ければいいのかもわからない。
下手にメルカリで売って後でトラブルになったらという不安の方が大きかった。
金額は安くなるだろうけど、専門業者に買い取ってもらう方が安心だと判断。
この時期に余計な心配ごとは増やしたくない。
自宅から自転車で行ける距離に楽器専門の買取店舗があったので、
1週間ほど前に問い合わせ、予約を入れておいた。
いざ向かい始めると、本当に良いのかな・・・と迷いが出てくる。
大切だったものを手放すときはいつも不安というか惜しくなる。
たぶんそれだけ思い入れがあるんだろうな。
でもだからと言ってこの一瞬の気の迷いに惑わされてはいけない。
「大切だった」と「大切にしている」は別物なのである。
店に到着して査定してもらった結果、
HAMMOND44:¥3000
セルマーマウスピースSoloistC*VO:¥5000
計¥8000の査定額で買い取ってもらった。
本音を言うとHAMMONDはもう少し行くかなぁと思っていたが・・・
それなりに使っていたし十分か。
そしてマウスピースが思いのほか値段が付いた。
未開封だったのが大きいんだろう。
我が家に計4つあった楽器はこれでアルトサックスだけになった。
寂しいけれどきっと明日にはこの感情は無くなっている。
厳選して残ったサックスを大事に使っていこう。
捨て活は物を通して自分と向き合うことだなと最近、感じている。