前回からの続きです。
アメリカの金融機関とやり取りをして
「相続書類には認証が必要です。」
と言われてとまどうtamozo。
調べてみたら海外に書類を送る際、
求められたら「これはちゃんとした書類です。」っていう
認証を受ける必要があるそうだ。
認証には2種類あり、
公認確認とアポスティーユというものがある。
ものすごく簡潔に書くと
・公認確認
提出先外国大使館・(総)領事館での領事認証を受ける前に必要な外務省の証明。
・アポスティーユは
「外国公文書の認証を不要とする条約(ハーグ条約)」に基づく付箋(=アポスティーユ)による外務省の証明。提出先国はハーグ条約締約国のみ。
参考サイト:公印確認・アポスティーユとは|外務省
書類にも戸籍謄本などの公文書と
学校や病院などが発行した私文書があり、
それぞれで手続きが異なるらしい。
参考サイト:申請手続きガイド 1 証明できる書類|外務省
今回は戸籍謄本の認証が必要で
提出先のアメリカはハーグ条約締約国なのでアポスティーユのみでOK。
よって外務省だけにお願いすればいい。
こちらのサイトの説明がとてもわかりやすかったので載せておきます。
ここに到達するまでに半月位かかった。
シティコープは24時間以内にメール返信してくれるけれど、
3つ質問しても1個しか回答が来なかったり、
そもそも質問内容に答えてくれなかったり。
どれだけ日本が親切なのかがよーくわかった。
最後の方はどうすればいいか?ではなく、
調べてから「これで良いですか?」という聞き方に変えた。
日本とアメリカで書類の違いもあり、
医師のサインの入った父の死亡証明書を送ってくれと言われるが
日本は死亡証明書は役所が発行するもので、
医師のサインは入らない。
医師のサインがあるのは死亡診断書になるけれど、
コピーでいいのかとか(コピーなら複数枚取ってある)。
先に亡くなっている伯母2人の死亡診断書なんてもう手に入らないし。
結局、父の分はコピーで可、
伯母たちの分は戸籍謄本で例外的に代用可とするとのことだった。
最終準備した書類
・トラベラーズチェックの原本
・アポスティーユを付与した3人分の戸籍謄本
ちなみに書類の翻訳をして送付と言われることもあるらしいが、
今回はシティコープでやってくれるとのこと。
・父の死亡診断書のコピー
・払い戻し用小切手送付先を書いたメモ
電信送金もできると言われたけれど、
なんだかわかりにくかったのでシンプルに小切手にした。
(もう余計なことはしたくない)
かかった費用
戸籍(除籍)謄本 ¥750×3
外務省へ送付返信用レターパックライト ¥430×2
国際スピード郵便(EMS)封筒 ¥51
送料 ¥3900(サウスダコタ州宛) 合計¥7061
※EMSのあて名書きは手書き不可。
PCかスマホで作成する必要があります。
詳細は以下リンクからご確認を。
郵便局の窓口に持っていったら、トランプさんの関税関係で
書類以外は受付ができず、書類も日数がかかるかも・・・
と言われた。
もう無事に届けばいいですぅ・・・
てな感じで亡くなった人が間に入れば入るほど
手間もお金も掛かります。
もしトラベラーズチェックをお持ちであれば、
できるだけ早く換金手続きをした方が良いです。
国内でできればこんなに大変でもなかったんですがね・・・
最終的にどれぐらいで書類が届いたか、いくらになったのか。
また結果が出たら記事にします(''◇'')ゞ