昨日、母に衝撃的なことを言われてから自分の中ですごく突き抜けた感がある。
もう母に対して何もがんばらなくていいんだなぁと安心しているというか。
心のどこかではずっと母に認められたくて無理していたのかもしれない。
その後も小さな言い合いはあるが、私は一貫して冷ややかな態度を取るようにしている。
母は普通に話しかけてきたり、言い方がやけに優しかったり。
昔だったら無意識に「お母さんの機嫌が直った。」とうれしくなっていたと思うが、
もうだまされない。
これは良い母親を演じたくて取り繕っているだけだ。
昨晩、兄に母に言われたことを話したらこう言われた。
「最期まで自分の中に隠しておくべきことだったのに。
それを隠せないぐらい認知症が進んでいるってことだな。」
「うまくいっている家族のように見せているけれど、本当はもう破綻している。」
そうか。破綻しているのか。
妙に納得がいった。
昨日、父が廃品回収のため広告と新聞を分けてひもで縛っていた。
それをみていた母が、
「そんなに几帳面に分けなくてもいいの!一緒で良いって書いてあるんだから!」
とイライラしながら言っていた。
そしたら父はやや低めの声で
「俺がやってるんだから俺のやり方でやる。」
と言った。
洗濯物を干していた私は思わず、
「いいじゃん、お父さんの好きなようにやれば。
お母さんだって自分の思ったようにやりたいんでしょ。」
と言った。
母は黙っていた。
それ以上は何も言ってこなかった。
我ながらエッジの効いた切り替えしだったなと後でニヤリとしてしまった。
色々ありすぎて書き忘れていたけれど、母の介護認定が下りた。
「要支援2」
要支援1が付けばラッキーと思ってたので正直結果に驚いた。
週明けに地域包括支援センターに行く予定でいる。
本人は杖の購入を希望。
家族は廊下に手すりをつける住宅改修を希望。
他の家族が休めるように少し通所とか宿泊サービスを入れたいけれど、
まぁ無理だろうな。
ご心配いただいたわんこはすっかり元通りになりました。
今日も癒しをありがとう。