少し前から採血するたびに腎機能検査の1つであるクレアチニンが気になっていた。
腎臓の機能は主に体内の老廃物をろ過し尿中に排出してくれること。他にも血圧や電解質バランスを調整するなど重要な役割を持っており、生命維持には欠かせない臓器と言える。
この腎機能を反映している検査値の1つがクレアチニンである。
クレアチニン
がん発覚時から今までのクレアチニンの変化なのだが、昨年から徐々に上昇し基準値上限を超えるようになってきた。
主治医には心配ないとは言われているし、他の腎機能検査の値は基準値内。でも上がり続けているのは気になる。
eGFR(推算糸球体濾過量)
もう一つ気になっていること。
eGFRは腎臓が1分間にどれぐらいのろ過機能があるかを概算する指標なのだが、基準値ギリギリまで下がってきている。クレアチニンの値を利用して算出するため、当然と言えば当然なのだが・・・気になる。
タンパク質量
もしかして関係しているかも?と思ったのはタンパク質の摂取量。
バセドウ病がわかったタイミングで食事を見直し、筋肉量を増やすべくタンパク質を意識して摂取するようにした。カロリー計算アプリで確認するとだいたい1日80gぐらいのタンパク質を摂取していた。
「40代女性タンパク質摂取量」でググったら「必要摂取量1日50g」と出てきた。家からほとんど出ず、座り仕事をしている私に1日80g は明らかに多い。
辞めてみる
実は毎朝飲んでいるプロテインが無くなりそうでカートに入れたのだが、ふと「やめたらどうなるだろう。」と思ったのだ。栄養表示成分表を見たらタンパク質量は1食16gだったので、これをやめても1日の必要摂取量は下回らない。
しばらくやめてみて腎機能の値がどう変化するのかを追ってみることにした。習慣にしていたことを辞めるというのは少々不安を感じるが物は試しである。
ちなみにクレアチニンは筋肉量が多くても上昇するそう。40代女性の平均筋肉率は33%。今朝の私の体重と体脂肪率で計算したら平均より少し多めの35%。
・・・考えれば考えるほどわからなくなってしまった。
とりあえずプロテインを辞める分、不足しがちな脂質を意識してみようと思う。