がんと愛犬と私

がんサバイバーという生き方

犬用トイレを作ったけれど

去年の11月に腸炎になってしまったうちのわんこ。2泊3日入院して帰ってきたら、室内で小さい方をするようになってしまった。しかもけっこう多量。

そういうことが起きても良いようにと洗えるタイルカーペットにしていたのだが、1日に何度も洗濯するのは辛い。

 

わんこが4歳ぐらいまでは外飼いだった。途中から室内飼いになったが、トイレは散歩まで我慢できていたので室内トイレは教えてこなかった。お泊りに行ったときは他のわんこの真似をして室内トイレをしていると言われていたが、家でするという習慣がつかず、台風でも大雪でもかならず散歩が必要だった。柴犬あるある。

 

そんなわんこが家でしてしまうなんて!!

しかもなんでこんな量多い?!

もしかして腎臓悪くした?!

 

私の看護師スイッチオン。

飲み水を交換するときに残量を測り、どれくらい飲んだかをカウント。それから室内で出てしまった時間を記録した。

その結果、水は1日にだいたい700㎖ぐらい飲んでいた。犬の1日の飲水量目安は体重1kg×50~60㎖とネットにあったので、うちのわんこで考えると8.5kg×50~60=425~510㎖となり、かなり多い。

参考サイト:【獣医師執筆】犬が1日に必要な水分摂取量は?計算方法や増えた・減った場合の原因や対策を解説 | ペトコト(PETOKOTO)

病院に連れて行こうか迷ったが、入院した時の採血結果が問題なかったのと元気はあったので様子をみることにした。

 

室内で出てしまう時間は朝起きてすぐと14~15時が多かった。これは室内トイレを覚えてもらうチャンスかも・・・!と考え、練習することにした。

でも犬用のトイレはそれなりの値段がするし、すぐにどうにかしたかったので家にあるものでトイレコーナーを作ることにした。

 

使ったのは来客時、玄関にわんこが来ないようゲート代わりに作った100均のワイヤーネットとスタンド。3枚しかなかったのでテーブル横にコの字で囲いをしてペットシーツを敷いた。寝る前と14時前にハーネスを付け、トイレコーナーに誘導。最初は戸惑っていたが、タイミングが合って成功した時はほめまくっておやつをあげるようにした。

実際に使ってみると色々改善点が見えた。飲水量が多いので出る量も多く吸収しきれなかったり、ペットシーツの下がすぐフローリングだとはねてしまうこともわかったので、ワイヤーネットを1枚追加し下半分にプラダンをつけた。ペットシーツも大きいものに変え、下には古バスタオルを敷いた。そうして完成したトイレコーナーがこちらである。

 

観察してアセスメントし計画を立て評価する。

まさに看護計画のようなことをやって大満足だったのだが、1か月もしたら飲水量も落ち着き、誘導しても「どうすればいいの?」みたいな顔でお座りするだけになってしまった。挙句の果てにはトイレコーナーで寝てみたり、ペットシーツを引っ張り出してビリビリにしたりするようになったので、ペットシーツは撤去し今は物干しのような状態になっている。

 

それでもいざとなったらわんこ用トイレがあるという安心感は得られたので(するかどうかは本犬次第)良しとしよう。

今日からしばらく雨予報。また雨雲レーダーとにらめっこする日々になる。