見えないけれど縁と言うものはあると思っている。
年に1回、必ず会う友人がいる。
彼女は中学3年で同じクラスになり
何きっかけだったか忘れたが仲良くなった。
修学旅行も同じ班。
卒業式では言い出せない彼女の代わりに
彼女の好きな人にボタンをもらいに行った。
合格した高校も同じ。
でもクラスは一度も一緒にならなかった。
廊下で会うと「元気〜?」とお互い声を掛け合ったり、
同じ人を好きになって揉めたり(笑)
私が彼氏に手酷く振られた時は黙ってそばにいてくれた。
高校卒業後は年賀状のやり取りぐらいで会うことも無く、
だんだん彼女のことは思い出さなくなった。
縁は切れたかと思われたが、10年ほど前、Facebookを通じて彼女から連絡が来た。
その頃、私の小学校の同窓会があり、そのつながりで見つけてくれたらしい。
「久々に会いたいね。」という話になり、
夏季休暇を使って県外の私のところまで泊まりで会いに来てくれることになった。
高校を卒業してから約15年ぶりの再会。
久々に会った彼女は相変わらず沈着冷静なのにぶっ飛んでいて、
独自の世界観を持つかっこいいキャリアウーマンになっていた。
初回は話しても話しても話が尽きず、朝の3時まで飲んでいた。
そこから毎年8月は彼女と会う月になった。
コロナの時は私が職場で会食禁止になっていたのでオンライン飲み会。
会わなかったのは私が抗がん剤治療をしていたときだけ。
面白いのは会う前以外はほぼ連絡を取らない。
前は100㎞以上離れていたのに今は隣市。
会おうと思えばいつでも会える距離なのにそういう話にならない。
年始の挨拶もあったりなかったり。
でも7月半ばぐらいになるとどちらともなくLINEする。
1年分のネタを溜めに溜めてこの日に一気に報告しあうのだ。
そして今年は今日が会う日。
一度切れかけても縁があればまたつながるようになるんだなと
彼女と会う時いつも思う。
ちょうど昨日、家の手作りジャムが切れたので
冷凍してあったルバーブでジャムを作った。
3瓶作れたので1つ彼女に持っていこうと思っている。
さてさて今年はどんな話が聞けるのか(・∀・)ニヤニヤ
楽しみである。