がんと愛犬と私

がんサバイバーという生き方

なんて日だ①

両親の受診時だけ泊まりに来ることにして、

母といる時間が減ったので母に対するわだかまりが多少楽になっていた。

が、1ヶ月ぶりに実家に泊まりに来て4日目。

限界。

 

午前中、両親そろって眼科を受診。

母が散瞳検査をしたので、

「お昼を作れる?大丈夫?」と聞いたら

馬鹿にするなと言わんばかりの口調で

「作れる!いつもやってることだから!」

と言い返された。

その言い方にカチンときて思わず

「心配して言ってるんだけど!?」

と返すと

「ああ、大丈夫。ありがと。」

と言ってきたが、

そこで私のイライラスイッチが入ってしまった。

 

今に始まったことではないが、

父に対する母の物言いが小言を通り越してヒステリックになってきている。

私のいる部屋は1階でリビングダイニングの隣。

母の金切り声はイヤホンで音楽を聴いていない限り耳に入ってくる。

父も91歳だし、分からなくなっていることも多いが、

それを考慮してもひどい。

父が何かをしようとすると

「予定外のことを急にやらないで!!」

使い終わった食器を父がカウンターに並べていると

「届かないんだけど?!」

などなど。

ずっと家にいるので聞いていると本当に気が滅入る。

 

 

昼食後、次回の受診付き添いについて両親と話していたら

「もう眼科の受診は1人で行けるから。

整形でも運動しなさいって言われたし、郵便局も行こうと思ってる。」

と母が言い出した。

「動くことは大事だけれど、付き添いなしで良いとは言われてないよね?

そのために抗がん剤の日程も調整したんだよ?」

など説明するが納得せず。

「転ぶことを想定ばかりしていたら何にもできなくなっちゃう。」

と言う母に対し

「tamozoの言うことを聞いとけ。」

と言ってくれる父。

とりあえずその場は付き添うからと押し切った。

 

午後2時、お昼寝から父が起きてきたなと思ったらリビングで

ドタン!ガシャン!!と大きな音がした。

飛んでいくと父が電話機の前で転倒していた。

幸いケガはなく、自分で起き上がれたが、

眼科受診後、靴下を履いたままで歩いていて滑った様だった。

自室で休んでいた母も起きてきたが、眉間にしわを寄せ、責めるような口調で

「何で起きてきたの?2階で寝てたんじゃないの?!」

「何で家の中で靴下履いてるの?!」

最初に心配の言葉が出てこないことが衝撃的すぎてもはや呆れる。

うちの母親、こんな人だったんだ・・・

まぁそんな人だったか。

 

tamozo24.hatenablog.com

 

その後、父は何事もなかったように庭仕事に出ていき、

昼寝を邪魔された母は明らかにイライラしながら夕食の支度をしていた。

ただでさえ疲れとイライラとでストレスを抱えていた私は、

母の機嫌の悪さをキャッチして、軽い吐き気とめまいを感じ始めた。

 

これで終わりかと思ったら、

さらなる出来事が待ち構えていた。

 

長くなるので続きは明日に・・・引っ張ってすみません。

 

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ