がんと愛犬と私

がんサバイバーという生き方

嚥下体操

今日は父の内科受診日だった。

父は高血圧で降圧剤内服中。

平均して上が150台ぐらいで安定したが、

5月末ぐらいに

・血圧が130台まで下がることが多くなった

・顔色が悪い

・生あくびばかりする

ということがあり、ちょっと心配で前回受診時に医師に相談した。

そしたら生あくびが出ることを医師が気にしてくれ、降圧剤が変更になった。

その後の経過観察のため、今回は2週間で受診。

血圧はやや乱高下気味だが、少し高めキープぐらいになっており、

このまま1か月内服継続となった。

 

 

実は別に気になることも出てきていて。

この2週間で明らかにむせる回数が増えた。

ほぼ毎食と言っていいほど激しくむせ込む。

10日来なかっただけなのにこんなに?というぐらい嚥下が悪くなっているのか、

自分の唾液ですらむせ込んでいる。

これは・・・近い将来誤嚥性肺炎起こすかも・・・。

 

むせやすさについては2週間前にも医師に相談していて

「僕もね3回ぐらい誤嚥性肺炎やってるんですよ。

そしたら孫に嚥下体操やってって机の前に紙を貼られちゃったんです。

でもやり始めてから肺炎にならなくなりました。

嚥下体操やってみてください。」

医師の机の前には赤字で

「毎日やってね。」と書かれた嚥下体操の見本があった。

帰宅してすぐに父用の嚥下体操ファイルを作って渡した。

 

最初は母が一緒にやっていたみたいだが、

なにせ命令口調だし、父もあまりやる気がなくて適当。

そのまま2週間経ってしまったようだ。

 

これでは本当に誤嚥しそうなので、今朝から父の横で一緒にやるようにした。

横で見ていて

・文章を読んでもどういう動きなのかが理解できない

・首周りの筋肉が固い

・舌の動きが悪い

ということに気づいた。

しばらくはついてやらないとダメそう。

私が実家に来ているときしかできないけれど、やらないよりはマシだろう。

 

朝食時に兄にその話をしていたら、

母が

「私はもう言わないから!

あんな『うるさい!』って怒鳴って。

失礼にもほどがある!」

と怒り出した。

昨日の父が怒鳴ったのはそういうことだったらしい。

 

tamozo24.hatenablog.com

 

でもそれを言うなら

頭から誇りをかぶってあなたがため込んだものを片づけている私に

「捨てる捨てるばっかり言わないで!」

と怒るのも失礼ではないか?

と喉まで出掛かって飲み込んだ。

 

 

今日の受診で医師にむせがひどくなっていると思うというと、

「嚥下体操やるのが一番ですから、一緒にがんばりましょう。」

と父に声を掛けてくださった。

昼食は気づいたら食べ始めていたのでできなかったが、

夕方にもう1回、一緒にやったら、夕食時むせなかった。

 

父には

誤嚥性肺炎になって入院したらお酒はのめないし、

どろどろにとろみつけたものしか食べられなくなるからね!」

と脅しておいたけれど、、、

習慣化できることを切に願っている。

 

 

 

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