がんと愛犬と私

がんサバイバーという生き方

愛犬紹介

ブログ名に「愛犬」と入れておきながら、ほぼ触れていなかったうちのわんこについて。

 

柴犬 オス 10歳

好きなこと・・・ボール遊び ひなたぼっこ 散歩 

特に好きな食べ物・・・グリニーズ バナナ ねこのうん〇

最後のは食べ物ではないのだが、本当に好きで見つけると食べてしまうので、突進するような早歩きになったときは私の警戒レベルがMAXになる。

これだけは本当にやめてほしい。

苦手なこと・・・雷 留守番中の雷は天敵

 

犬友さんに「中身ゴールデン」と言われるほど陽気。

知っている人やわんこを見つけるとお尻を振りながら小躍りするような歩き方になり、くるくる回りながら近づいていく。

一方でお泊り先のスタッフさんには「繊細王子」とあだ名が付けられている。

小型犬に一喝されただけで、「家政婦は見た!」の市原悦子さんのように物陰から様子をうかがっていたらしい。

年齢とともにだんだん主張やこだわりが強くなってきたが、こちらの言っていることも雰囲気などで理解するようになってきた。

 

3年前のがん確定診断がついた日。

帰宅後、わんこの前で「がんになっちゃったよ・・・」と泣いてしまった。ものすごく戸惑った表情をしながら一生懸命私の手を舐めてくれていた。何か大変なことが起きたと感じ取っているようだった。

それまで彼のことは子供のように感じ、守らなければいけないと思っていたが、いくつもの山を一緒に越えてきた今は相棒のような存在になった。

彼がいなければ私はここまで来れなかった気がする。

 

一昨日の定期受診の晩も主治医の話を思い出しながら家事をしていたのだが、気づいたらトイレシートがビリビリにされていた。その時はがっつり叱ったのだが、後から私が考え込んでいるのに気づいて、気を紛らわそうとしたのではないかと思った。

彼の方が私のことをよく見ている。

 

犬の10歳を人間に換算すると60歳ぐらい。

あとどれくらい一緒に居られるのかと切なくなる時がある。

もしかしたら私の方が先かもと悲しくなる時もある。

でも今のこの瞬間が「楽しい!」「うれしい!」とストレートに感情を出す彼を見ていると、今を味わうことの大切さに気付く。

 

いつもありがとう。

でもねこのうん〇だけはやめて。

終わりに私が大好きな表情を載せておこう。

この迷惑そうな顔がたまらない。 

これが見たくて、ハーネスをつけるたびにやってしまう。