がんと愛犬と私

がんサバイバーという生き方

同居か別居か

先週末、母がMRI撮影をしたので、結果を持って整形外科受診の付き添い。

MRIの結果

第1腰椎骨折。まだ出血が見られるので新しい骨折とのこと。

やっぱり転倒したときに骨折したんだろう。

苦しいのは嫌と言って小さいコルセットにしていたが、支えが足りないと骨折部位が潰れて腰が曲がってくると医師に言われ、結局リュックを背負っているような形のコルセットを準備してもらった。今はこんな形のものがあるのねーと感心する。

 

医師に介護保険の申請をしようと思っていると伝えたら、「もちろん。お金払ってるんだから使えるものは使ってください。」と言ってもらえた。帰宅後、母は「要支援も付かないよ。」と言っていたけれど、その時はその時。

同居

数日前、兄から電話があり、いざとなったら同居できるかと聞かれた。兄は日中仕事で不在がち。春休み中の姪が両親のフォローをしてくれていたが、もう学校が始まる。

実家に私がいれば何の心配も無くなると。

実家に戻らなかったワケ

わんこ

戦前生まれの両親にとって犬は「外で飼うもの」。家の中にわんこを入れるのは「NO」だった。

でも私にとってわんこは子供同然。わんこだってシニアなのに今更外に出されたらすごいストレスになる。

室内飼いのわんこがいる時点で実家に戻る選択肢はなかった。

部屋がない

実家はかなり古かったので15年ぐらい前に立て直している。その時は私が地元に帰ってくるなんてことは想定していなかったので、私が入れる部屋はない。たまに泊まる時は仏間に布団を敷いている。

ストレス

正直これが一番大きいけれど、同居自体がたぶんストレスになる。私の中ではやっぱり母に対するわだかまりみたいなものがあるし、顔色を窺ってしまう。

兄はその辺を理解していて、「どうしたい?」と聞いてくれた。

私の気持ちとしては、週に何日か行くのならOKだけれど同居は無理と答えた。

経済面を考えたら実家に戻った方が家賃も掛からないし、支出は抑えられる。でも私のメンタルを考えたら、通うのが大変でも今の状況の方が良い。

兄の提案

私の気持ちを聞いて兄が提案してくれたのは

・週に3日私が泊まって両親のフォローをし、残りの4日を兄と姪で担当

・毎回わんこを預けるのもお金ばかり掛かるからと両親を説得し、わんこも一緒でOKにする

・物置になっている3畳ほどの部屋を片付け、兄がそこへ移動し、母の部屋へ私とわんこ、兄の部屋に母が移動

 

今日、母の付き添い時に母がどう思っているのかを私がそれとなく聞いて、また兄と相談という話になっていた。

母の気持ち

整形外科から帰宅後、買い物を頼まれたので物置部屋にエコバックを取りに行ったら、荷物が天井まで積みあがっていた。

「これ地震起きたら怖いねぇ。」と母に言ったら、「お兄ちゃんがね、ここを片付けてtamozoとわんこに来てもらったらと言ったのよ。」と切り出された。

母の気持ちとしては

・本当は全部今まで通り自分で切り盛りしたいけれど、自分がこうなってしまった以上、誰かに手伝ってもらわないといけない

・物置部屋を片付けて母がそこに移動し、母の部屋へ私とわんこが入る

・わんこが来るのは致し方ない それが嫌なら父と2人で施設に入ってくれと兄に言われたそう

 

「tamozo が1人の方が気楽と言うのか同居しても良いのかわからないけど。」と言ったので、一応わかってはいるんだなと思った。

 

私の考えは変わらないけれど、兄もいなかったし今日は明言を避け、母の気持ちだけを聞いておいた。母の言っていたことを兄に伝える予定だが、全員で顔を合わせて話した方が良い気もする。

兄から話を聞いたとき、生活が大きく変わるかもあれこれ想像しまくって眠れなくなってしまった。今は落ち着いてきていよいよそういう時が来たかと思っている。

さて、どうなることやら。

 

 

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