がんと愛犬と私

がんサバイバーという生き方

両親に老いを感じること

20240527 今日のウチの子
落ち着くみたいで最近よくここにいる

本日は父の内科受診の日。

受診の日は前日からちょっと落ち着かない。

来ていく服は母が見繕ってくれたので大丈夫だったけれど、

クリニックの開院時間1時間前からスタンバイ。

娘はまだすっぴんなんですが。

家の前でタクシーを待つ間も

「ノート(測った血圧を記録したもの)と保険証は持ったか?」

と3回聞かれる。

自分で渡してきたのに、忘れているというより不安になって確認している感じ。

 

クリニックでは呼ばれるまで30分ほど待つ間、

私はスマホで昨日、読めなかった皆さんのブログを読んでいた。

ふと父を見ると

杖で床の模様をなぞったり、

タイルの境目に垂直になるように杖を立ててみたり、

小学生みたいなことをしていた。

それをみて「ああ、年取ったなぁ。」と感じた。

 

数年前、血圧が180を超えていた時、久しぶりに会ったら「顔色悪っ」と感じた。

降圧剤をのみ始めて少し良くなったと思っていたが、

最近またちょっと顔色が悪い。なんていうか土気色。

まぁ90過ぎてるし、いつ何が起きてもおかしくないか。

毎日、自分で決めたルーティンをこなしながら晩酌を楽しめているから十分な気がしている。

 

そして母。

腰椎骨折をしたこともあり、背中が曲がってさらに小さくなった。

歩き方もちょっとおぼつかないし、食事で咽ることも増えた。

転倒や誤嚥性肺炎のリスクが高いなと感じている。

元々あまり体力もないので、身体的な面では父より衰えているかもしれない。

 

一番感じていることは記憶力の低下。

前回来たときに新しいスリッパはどこへやったとしかめ面で聞かれて段ボールに入っているのを見せた。

昨日その段ボールを2階に持っていくよと説明したら、不思議そうな顔をしていた。

明らかに覚えていない感じだった。

 

また、先々週、ボックスティッシュの在庫が2箱になり、生協で頼むか頼まないかという会話をした。

「腐る物じゃないんだから頼みなさい。」

と言われたので、チラシに〇をつけておいたけれど注文し忘れていた。

いつもある物(特にたまご)がないと不安になるくせに、毎朝食べるスライスチーズの在庫が残1枚になっていたり。

逆に青梗菜が2株あるのに、また注文していたり。

生鮮食料品の管理もちょっとあやしくなってきたなと感じる。

まぁそのために私が実家に来ているようなところもあるが。

 

食事だけはどうしても作りたいようなので最近は完全に任せている。

重い物や高い位置の物の出し入れはこちらがやるようにしているけれど、

食事の支度を母ができるだけでこちらとしてはかなり楽になった。

心身ともに本人のリハビリにもなっているのか、

先週と比べると明らかに動けるようになったと感じる。

 

あとはどれくらい今の状態を維持できるかにかかっている。

今日、包括支援センターに電話したらすぐに動いてくれ、

明日、担当(ケアマネ?)さんと福祉用具専門員の方が来てくれることになった。

 

今日は娘目線ではなく、看護師目線なので比較的冷静。

捨て活がひと段落つき、私もほっとしているのかもしれない。

実家でのペースができてくれば、自分のやりたいこともできるようになるかな?

 

 

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