毎年この時期になると大分県産のカボスを頂く。
送ってくださるのは母のお友達で、おすそ分けをもらった。
毎年これでジャムを作るのだが、カボスはかーなーり手間がかかる。
1.カボスを半分にカットして果肉をスプーンでくりぬき、果汁を絞る
2.皮から袋を外し、種と一緒にお茶パックなどに入れて煮出し
ペクチン液を作る
3.残った皮を千切りにして数回ゆでこぼす
4.1.2.3に砂糖を加えて煮る
あんまりやる気にならないけれど
来週は抗がん剤だし、傷む前に作ってしまいたい。
「仕方ない、やるか。」
と砂糖の量を調べていたらこんなレシピを見つけた。
カボスを丸ごと冷凍し、刻んで砂糖と煮るだけという
なんてステキなずぼらレシピ。
確か去年はゆでこぼしをしっかりしすぎて
苦みが物足りなくなったような記憶がある。
せっかくだし今年はカボスを丸ごといただこうじゃないか。
早速カボスを洗って水気をふき取り、冷凍庫へ入れたのが一昨日。
さて作りましょう。
しっかり凍ったカボスを水に入れる。
ジャムを作ると毎回、砂糖の量に驚く。
この量を見ると市販品はどれだけ砂糖が入っているのかと思う。
値段が高ければ売れないし、
原価を下げるために企業が異性化糖を使わざるを得ないのも理解できる。
でも使われているものは避けるけどね。
灰汁を取りつつ、ちょっと味見したら甘すぎなくてちょうどよかった。
(私は酸味の強いものが好きなので、人によっては酸っぱいかも。)
冷めたらしっかり固まったのでもう少し早く火を止めてもよかった。
余りで味見をしたらおいしい!
苦みも酸味も甘みもちょうどいい。
ただ粗いみじん切りにしたため、ゴロゴロとしたジャムになってしまった。
もっと細かくした方が口当たりは良さそう。
いくら面倒だからってそこは端折ってはいけなかった。
パンに混ぜて焼いたり、料理には使いやすそうなので
また何か作ったら紹介します。
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