がんの早期発見に有用と言われている腫瘍マーカー。がんの種類によって特徴的に作られるタンパク質などの物質で、血液や尿から調べることができる。だからと言って腫瘍マーカーだけですべてのがんが見つかるわけではないし、別の病気で上がることもある。
参考サイト→腫瘍マーカー検査とは:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)
ただその名前と採血結果で簡単に目にすることができるため、腫瘍マーカーの上がり下がりを気にすることが多いのかもしれない。
私の場合、がん摘出の手術以降、腫瘍マーカーは全くと言っていいほど変化していない。
グラフにしてみたら面白いぐらい極端だった。
補足:CA125以外は現在通院中の病院で検査し始めたため、グラフの起点が少しずれている。
卵巣チョコレート嚢腫ではCA125が上昇しやすいと言われているので、その経過も見てみたかったが、残念ながら前医での採血結果は破棄してしまっていた。
グラフからもわかるように、リンパ節への転移再発・再々発の時もまったく腫瘍マーカーは上昇していなかった。転移巣はCT上で1cmと小さかったのもあったかもしれないが、主治医には「腫瘍マーカーが上がらないタイプのがんかもしれない。」と言われた。
つまり私の場合、腫瘍マーカーはあまり判断材料にならず、上昇してきたときはかなりマズイ状態ということになる。
腫瘍マーカーだけで一喜一憂しないようにとは思うのだが、それでも上がっていないことに毎回ちょっとホッとする。
実は数日前から左腰部に鈍痛があり、軽いヘルニアでは?と思ってはいるが、再々発した転移巣が近いので気になっている。
何か自覚症状があると前回の受診の話を思い出してしまい、ちょっと弱気。
そんな日もある。
とりあえず冷えないように服に貼れるホッカイロを当てた。