がんと愛犬と私

がんサバイバーという生き方

女性ホルモンの話

子宮卵巣摘出術を受けてから今日で丸3年。

あっという間だったようなとても長かったような。

女性ホルモン薬の中止

最近、女性ホルモンを補うための貼り薬が中止になった。年齢的なものもあるけれど、一番はリンパ節転移が再々発したことだ。

主治医の説明によると、私のがん種・明細胞腺がんは女性ホルモンに反応するらしい。主治医は「影響はグレーゾーン」という言葉を使ったけれど、女性ホルモンを補うことが再発に関係しているかもしれないとのことだった。

20代で経験した更年期様症状

私は20代から子宮内膜症による卵巣チョコレート嚢腫があり、何度か薬で生理を止めてきた。

最初の卵巣チョコレート嚢腫手術前に半年間、ホルモン注射をしたのだが、年齢が若かったこともあり、更年期様症状が強かった。発汗が一番強く、イライラ・感情的になるなど、某薬のCMのように本当に気持ちがジェットコースターみたいだった。

その次は30代。この時は注射ではなく、内服薬だった記憶がある。症状は前回ほどではなかったけれど、突然汗がぶわっと噴き出るような感覚があった。

3回目は40代。卵巣チョコレート嚢腫再々発で、閉経になるであろう年齢までジェノゲストを飲み続けることになった。最初の手術から約15年が経過しており、薬も改良されているのか、はたまた年を取ったからなのか。更年期のような症状はほとんど感じなかった。

そして3年前、子宮卵巣摘出。術直後は痛みもあり人工肛門もありでそれどころではなかった。ちょっとそうかな?と思ったのは手術後3か月経過してから。やはり発汗が一番気になった。精神的にも不安定だったけれど、抗がん剤アナフィラキシーを起こしたり、離婚調停もしていたりで、思い当たる節がありすぎてわからない。この時に主治医に相談して、女性ホルモンを補う薬を開始した。

 

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そこから約1年半、1日おきに貼り薬を交換してきたが、再々発がわかった時点で3日に1回に減薬。1月末の受診でさらに4日に1回に減らし、10日ほど前に残薬がなくなった。先日ほんの一瞬、発汗を感じるときがあったけれど、精神的に不安定な感じもなく、落ち着いている。20代の時と比べたら何も支障はない。

薬をやめてどうなるか

本音を言えば、この貼り薬を辞めたら一気に老けるような気がして抵抗があった。でももうどちらにしてもそういう年齢だし、使っているからと言って老化が止められるわけでもない。ここから大事なのはいかに元気に過ごすかということ。筋肉をつけるとかしっかり眠ってバランスの良い食事をするとか。と言いつつもやっぱりなんとなく自分の体がどうなっていくのか不安ではある。

できればアイキャッチの写真の方のような、かっこいい年の取り方をしたい。

 

 

 

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