内服から点滴の抗がん剤に切り替えることになり、
今処方されている分でリムパーザを中止することになった。
2023年2月から飲み始めたリムパーザ。
最初は吐き気が強くてかなり辛かったが、
今は内服30分後ぐらいに少し気持ち悪いかなぐらい。
吐き気止めも必要なくなった。
そのリムパーザ、今日で処方分が無くなる。
1年半、よくがんばって飲んだなぁ。
リンパ節転移が再増大したこの時期になぜ内服中止になったかと言うと
血小板が低めだからだ。
抗がん剤はがん細胞と同じように正常細胞も攻撃する。
骨髄の造血細胞が攻撃され、血球や血小板が減る。
これが骨髄抑制と呼ばれ、抗がん剤による脱毛も同じ理由で起こる。
ちなみに来月から開始するネダプラチンは
多少脱毛するが、見た目はほぼ変わらない。
私は抗がん剤を打ち始めて血小板が下がった。
中止するほどには下がらなかったものの、
出血しやすくなったし、血も少し止まりにくいと感じた。
抗がん剤が終わると基準値内に戻り、
リムパーザを飲み始めてまた低くなった。
ここ半年の値はこんな感じ。
ずっと基準値を下回っている。
主治医は悩んでの判断だったが、
リムパーザを中止して体を休め、
ネダプラチンに備えようということになった。
抗がん剤の選択にも血小板の減少が関係していた。
先週、代診の医師の説明では
①ゲムシタビン+カルボプラチン+アバスチン→アバスチン維持療法
が第一候補という話をされたが
主治医の選択は②ネダプラチンだった。
というものゲムシタビンは血小板減少を起こしやすいらしく、
クールの途中で中断やメニュー変更になる可能性を指摘された。
それよりは確実に実施できるであろう②ネダプラチンをという説明だった。
私としても新しい薬を先に試してしまうと、
この先、もし薬が効かなくなったときの選択肢が減るのではと思っていた。
ただでさえ私はパクリタキセルとドキシルが禁忌で使えない。
切れるカードは多く持っていたい。
それにやっぱり今まで投与したことがない薬は怖いのだ。
またアナフィラキシーを起こしたらという気持ちがどこかにある。
なのでネダプラチンを選択するというのは大いに賛成。
リムパーザを中止して1か月の間に少しでも血小板が増えることを願っている。
久々に抗がん剤がない状態になるので、ちょっと不思議な感じ。